あっという間にアメリカ駐在も4年目となり、これまでに作ったアメリカのクレジットカードもそれなりの数になってきました。
今回は、実際に僕がどの順でなぜそのカードを作ったのか?などを踏まえてご紹介していきます!
振り返ってみれば、「これはよかった!」と思うこともあれば反省することもあります。
皆さんのクレカ作成の参考にしていただくために包み隠さず公開しますので、ご笑覧くださいませ。
Contents
アメリカ駐在1年目~6枚作成~
1年目に作成したのはパーソナル3枚、ビジネス3枚です。
アメリカのあまりの物価の高さに「クレジットカードでポイント貯めないと旅行できないじゃん!」と焦って勉強し始めたのを思い出します。笑
1. ANA USA
年会費 | $70 |
メリット | 日本にいながら申請可 |
デメリット | コスパ悪し |
ひとこと | 3ヶ月ほどで卒業しましょう |
1枚目は、お馴染みの「ANA USA」でした。
クレジットヒストリーとスコアを考慮して丸2年使い、3年目の年会費がついた直後に解約しました。
- 初の駐在で、すぐに使えるクレジットカードが欲しかった。
- クレジットヒストリーがなく選択肢がなかった。
- JALよりもANA派だった。
- 年会費の割に還元率が良くない。
- 別のクレカを作成して使わなくなった。
最初の数ヶ月、日々の出費でANA USAを使うことでクレジットヒストリーとスコアが積み上がっていきます。
ある程度のところで別のクレジットカードを申請してANA USAから卒業することをオススメします!
日本でAmexを3ヶ月以上使っている人であれば、「Global Transfer」という仕組みを使うことでアメリカのAmexを作成できるようです。
当時Amexも使っていなかったしこんな裏技も知らなかったので実証はできていませんが、スタートダッシュを切りたい人は調べてみてください!
2. Sapphire Preferred
年会費 | $95 |
メリット | 日常使いで高還元 Chaseポイント貯まる |
デメリット | 審査が厳しめ |
ひとこと | 今も何気に一軍 |
2枚目に選んだのはChaseが発行する「Sapphire Preferred」です。
作成時期は駐在開始から4ヶ月目に入った頃です。
こちらのクレカはアメリカ駐在者に人気で、年会費$100以下の中では最強と言える1枚で今でも使っています。
- 年会費の割にレストランや旅行カテゴリーで高還元。
- Hyattなどに移行できるChaseポイントがじゃんじゃん貯まる。
- 入会ボーナスアップ中の絶好のタイミングだった。
「ANA USA」から別のクレカへの乗り換えを検討していました。
その際に、Sapphire Preferredの入会ボーナスが10万ポイントになるオファーが出ていたので飛び乗った形です。
≪1年目の作成戦略≫の記事でも解説していますが、2枚目は「長く使えるクレカ」を作るのがポイントです。
Chaseクレカのデメリットは、1年目で作るには若干審査が厳しめという点です。
僕の周囲にはChaseの中でも年会費無料のものや、審査が易しいAmexを2枚目に選ぶ人も多いです!
上記3枚はいずれも作成して損しない&ポイントが使いやすいので2枚目候補を選ぶ際の参考にしてください!
3. Amex Marriott Biz
年会費 | $125 |
メリット | ポイントが使いやすい 比較的作りやすい |
デメリット | 他のMarriottクレカを 作りにくくなる |
ひとこと | ボーナスUP中ならアリ |
3枚目は、僕にとって初めてのビジネスクレジットカード「Amex Marriott Business」です。
駐在開始から6ヶ月目で作成しました。
- 出張が多くホテル系クレカを探していた。
- Chaseの5/24ルールの対象外。
- 入会ボーナスがアップ中だった。
- 作成から1年が経過し、使うことがなくなった。
- Hilton系クレカを後に作成し、乗り換えた。
当時の入会ボーナスは【12万5,000ポイント+2泊分の無料宿泊券】でした。
僕は基本的に「欲しいポイント/マイル」を決めた上で最も入会ボーナスがオイシイものを作るスタイルなので、タイミング的に最良の選択肢だったというのが決め手でした。
ちなみに事業をやっていない駐在員でもビジネスカードは作れます。
特にAmexは小規模なビジネス支援を打ち出していますので最初のビジネスカードとしてはもってこいです!
詳しい作り方はこちらの記事《駐在員がビジネスクレジットカードを作る方法【簡単2ステップ】》にて解説しています。
4. Blue Biz Plus
年会費 | なし |
メリット | 年会費無料 全カテゴリで還元率2倍 |
デメリット | 入会ボーナスは控えめ |
ひとこと | 全員が作るべき1枚 |
4枚目もAmexのビジネスカード「Blue Business Plus」(以下、BBP)です。
駐在開始から8ヶ月後の作成でした。
- Chaseの5/24ルールの対象外。
- 無料なのに全カテゴリーでポイント2倍という高コスパ。
入会ボーナスは基本15,000ポイントと控えめなのでそのうま味は少ないですが、普段使いの威力は抜群です。
レストランやガソリンスタンド、旅行などで高還元を誇るクレカはいくらでもありますがそれ以外でも2倍というのは魅力的です。
それなのに年会費無料なのだから驚きです。誰もが作って損しない1枚です。
5. United Explorer
年会費 | 初年度なし 2年目以降 $95 |
メリット | スタアラ系マイルが貯まる Unitedマイルは有効期限なし |
デメリット | 日常使いには不向き |
ひとこと | スタアラユーザーはあり |
5枚目はChaseが発行するUnited航空のパーソナルカード「United Explorer」です。
駐在開始から約1年後で作成しました。
- 初年度は年会費無料。
- United航空のハブ空港が近くにあった。
- Unitedのマイルが有効期限なしで貯めやすい&使いやすい。
- 作成から1年が経過し、年会費が発生。
- Unitedでの予約も結局別のクレカを使うことに。
フライト系クレカを1枚も持っていなかったので、Unitedを選びました。ハブ空港も近く使いやすいと思ったためです。
UnitedマイルはANAマイルなどと違って、有効期限がなく日本帰国後も使えるというメリットがあります。
ですが、普段使いではマイルが貯めにくいです。
フライトを予約する際も、旅行カテゴリーでポイントが多くもらえるSapphire Preferredを使うことが多くなっていたので年会費がつく2年目で解約しました。
初年度年会費無料でマイルももらえるので、スタアラ系をよく使う人にとっては悪くない選択肢だと思います!
6. Hilton Biz
年会費 | $195 |
メリット | Hiltonポイントが貯まる 入会ボーナス良 |
デメリット | 特典は中途半端かも |
ひとこと | とりあえず1枚ならアリ |
6枚目はAmexから発行されている「Hilton Business」です。
5枚目のChase United Explorerと同じ日に申請して2枚同時作成しました。
- 出張が多くホテル系クレカを探していた。
- Chaseの5/24ルールの対象外。
- 入会ボーナスがアップ中だった。
- 計画中の旅行でHilton系に泊まりたかった。
- 入会ボーナス達成条件が易しく2枚同時作成しやすい。
- 作成から1年が経過し、使うことがなくなった。
- 更新特典がない。
ビジネスカードの中では、比較的入会ボーナスの条件が易しいのがこの「Hilton Business」です。
Hilton系はほかにもパーソナルで3種類ありますが、年会費と入会ボーナスだけを見れば「最もバランスが取れている」と思います。
Hilton Businessの作成でもらったポイントを駆使して、1泊$860もするホテルに贅沢ステイしちゃいました。
ホテル系クレカはすぐに旅行で活用できるのが大きなメリットだと感じています!
普段の出張や旅行でがっつりHiltonを使う人であれば、最上位のAspireやSurpassも合わせて作るのも良いと思います。
Hiltonのパーソナルは最近、年会費と特典が変更されたので「特典を使いこなせるか?」を見極めて作成されるのをオススメします!
- 参考記事≪作るだけでヒルトンゴールド!Hilton Businessのメリット6選をレビュー≫
- 参考記事≪【アメリカ】Hilton Surpassがリニューアル!年会費超え特典も!≫
- 参考記事≪【アメリカ】Hilton Asipreがリニューアル!特典を新旧比較≫
アメリカ駐在2年目~7枚作成~
ここから2年目突入です。
2年目はパーソナル3枚、ビジネス4枚でした。
クレジットスコアの暴落を恐れて、慎重だったことが伺えます。今思えばもっと振り切ってもよかったなぁ…
7. Ink Unlimited
年会費 | なし |
メリット | 年会費無料なのに ポイント大量ゲット |
デメリット | なし |
ひとこと | コスパ最強の1枚 |
2年目最初は、Chaseのビジネスカード「Ink Unlimited」です。
駐在開始から計算すると、1年4ヶ月目というタイミング。個人的にはもう少し早めに突っ込んでも良かったなと反省しています。
- 年会費無料なのに入会ボーナスが激アツ。
- Chaseの5/24ルールの対象外。(申請時は下回っている必要あり)
- 年会費無料なので解約せずにキープしておける。
ここでようやく、Chaseのビジネスカードをデビューしました。
Unlimitedは文字通り、上限なしで全カテゴリー1.5%の還元率です。
はちゃめちゃな高還元を誇るクレカがアメリカには他にもいっぱいあるので控えめに見えますが、年会費無料なのに入会ボーナスは通常時で7万5,000ポイント、多い時で9万ポイントももらえちゃいます!
しかも、今のところ何度作っても入会ボーナスがもらえるという太っ腹っぷり…!
昨今、Amexを中心に入会ボーナスの条件が厳しくなっているのを見ると、そう遠くない日に何らかの制限がかかる可能性があります。作れるうちに作ることをオススメします!
8. Freedom Flex
年会費 | なし |
メリット | Chaseエントリーカード 同時作成2枚目に丁度いい |
デメリット | 入会ボーナス控えめ |
ひとこと | 別のものでも良かった… |
Ink Unlimitedと同時に2枚目として作成したのが「Freedom Flex」です。
Chaseが初めての人も作りやすいエントリーカードの位置付けです。
- Chaseの中で比較的審査が通りやすい。
- 入会ボーナスの条件が易しく同時作成の2枚目として丁度良い。
- 年会費無料なので解約せずにキープしておける。
2枚同時作成だったので「ミニマムスぺンド達成できるかな…」と心配になっていたため、条件が楽な「Freedom Flex」を選びました。
結果論ですが、当時の我が家の出費を考えると別のクレカでもミニスぺはクリアできたなぁと思います。
とはいえ、僕のように「ミニマムスぺンドが大きいビジネスカード」+「もう1枚」という時にはうってつけの1枚だと思います!
初めてChaseを作る人にもオススメの1枚ですよ!
9. Amex Biz Platinum
年会費 | $695 |
メリット | 年会費を上回る ベネフィット |
デメリット | 年会費が高額 |
ひとこと | 入会ボーナスが高い時に 突っ込みましょう! |
次に作ったのは「Amex Business Platinum」です。
駐在開始から1年半というタイミングでした。
- Amexポイントがほしかった。
- 入会ボーナスがアップ中だった。
- ベネフィットを回収することで年会費をペイできる。
- Chaseの5/24ルールの対象外。
- Amexの4枚ルールの対象外。
- 年会費が高額。(キープするか迷いましたが…)
年会費$695のクレカを作るなんて、日本にいた時には想像だにしていませんでした。笑
一見すると「高い!!」と思いますが、その分ベネフィットも豊富です。
エアラインクレジット、Dellクレジットなどなど使いこなせば年会費分は簡単に回収できると判断し作成しました。
更新するか解約するか迷った挙句、解約の道に。
個人的にはAmexトラベルを使うことで35%分のポイントバックがとてもありがたく感じていたためです。
ですが、2年目にもなるとDellクレジットをうまく使いこなせる感じがしなかったので解約を選びました。
でも35%ポイントバックが恋しく、またいつか作りたいな~なんて思っています。
Amex Business Platinumはどう探すかで入会ボーナスが違うケースが多々あるのでいろんなチャンネルを試してみることをオススメします!
10. World of Hyatt
年会費 | $95 |
メリット | Hyattポイントが貯まる |
デメリット | 別のクレカの方がコスパ高 |
ひとこと | グローバリストを 目指すなら必携! |
記念すべき累計10枚目はChaseが発行する「World of Hyatt」でした。
Amex Platinumから約3カ月後に作成しています。
- 旅行でHyattを使う機会が増えた。
- Hyattポイントを貯めたかった。
この頃には、旅行する時に使うホテルはHyattが多くなっていました。
出張でもHyatt HouseやPlaceを使う機会もちょくちょく増えていたので支払いでポイントが貯まりやすいなと思って作成しました。
普段使いという点ではそんなにうま味がないですが、グローバリストを目指す人なら必ず持っていた方がいいと思います!
Hyattポイントをがっつり貯めることだけを考えれば、実はChaseポイントを貯めてHyattに移行する方が良いと知っておくと効率よく貯められます!
中でも年会費が無料なのにポイントが多いInk Business系がオススメです。
11. Ink Cash
年会費 | なし |
メリット | 年会費無料なのに ポイント大量ゲット |
デメリット | なし |
ひとこと | コスパ最強の1枚 |
そんなこんなで11枚目はChaseの「Ink Business Cash」です。
Hyattクレカと同じ日に作っています。
- 年会費が無料。
- Hyattに移行するChaseポイントを貯めていた。
- Chaseの5/24ルールの対象外。(申請時は下回っている必要あり)
- 入会ボーナスがアップ中だった。
InkシリーズではInk Unlimitedに続く2枚目です。
年会費無料のくせに入会ボーナスが7.5万~9万ももらえちゃうバグカードです。
先述したとおり、こちらも承認さえされれば何度も入会ボーナスがもらえますが、いつまでこの条件が続くか分かりません。
入会ボーナスが9万にアップしている時だとベストですが、個人的には作れるうちに作ってお代わりを目指す方が良いかと思います!
僕もそろそろInk Cashをお代わりしようかなと思っています!
12. Amex Everyday
年会費 | なし |
メリット | グローサリーで2倍 ITINでも作れる |
デメリット | 入会ボーナスは少 |
ひとこと | 長く使い続けるものではない |
12枚目はここに来て初めて、妻のクレカ「Amex Everyday」です。
妻はSSNがないため、アメリカのクレジットカードは作れないだろうと諦めていたのですがTax Returnで使うITIN(納税者番号)でも申請できるものがあると知ったのがきっかけでした。
駐在開始から1年10カ月ほど経った時期にようやくアプルーブされました。
- 年会費が無料。
- 申請が通りやすいカードを探していた。
妻のアカウントで初ということもあって、まずは1枚作ることを優先して選んだ形です。
入会ボーナスは決して多くないですが、1馬力(自分だけ)の状態から2馬力(夫婦で)への大きなステップとなり、ものすごくうれしかったのを覚えています。
年会費が無料なので使うかどうかにかかわらず、キープし続けられるのも選ぶ際のポイントでした。
SSNがなくて諦めかけている方がいれば、ITINでチャレンジしてみることを強くオススメします!
こちらの記事では、妻のITINで実際に作れたクレカを随時更新していきますので興味がある方は是非!
13. United Biz
年会費 | $95 |
メリット | スタアラ系マイルが貯まる Unitedマイルは有効期限なし |
デメリット | 日常使いには不向き |
ひとこと | マイルもらったら解約候補 |
次に作ったのがChaseの「United Business」です。
過去にパーソナルを作って入会ボーナスでマイルをもらい、旅行に活用しました。
今回もUnitedマイルを使いたい旅行先を計画していたのでそれに間に合わせるために作成しました。
駐在をはじめて2年になる直前です。
- Unitedのパーソナルは解約済みだった。
- Chaseの5/24ルールの対象外。(申請時は下回っている必要あり)
- 入会ボーナスがアップ中だった。
- Unitedマイルを使いたい旅行を計画中だった。
こちらは作成から1年経ったタイミングで解約する予定です。
入会ボーナス以外に大きなうま味はなく、日常使いには不向きだからです。
ですが、年会費$95で僕の時は7.5万マイルももらえてUnitedのラウンジ2回分が無料で使えます。これだけで年会費分は余裕でペイできちゃうので作ってよかったと思っています。
下記リンク右上「Are you a small business owner?」をクリックしてビジネスカードのページに飛んでみてください!
アメリカ駐在3年目~7枚作成~
あっという間に3年目。
反省がいまいち活かされず、作成枚数は2年目と同じ7枚(パーソナル2枚、ビジネス5枚)でした。
この年は割と申請がはねられるケースが多く、苦戦した結果です。。
14. Hilton Biz
年会費 | $195 |
メリット | Hiltonポイントが貯まる 入会ボーナス良 |
デメリット | 特典は中途半端かも |
ひとこと | とりあえず1枚ならアリ |
3年目の最初は「Amex Hilton Business」でした。過去に一度作っていますので2枚目でした。
Amexのクレジットカードは「入会ボーナスは一生に一度」が大原則ですが、ごく稀に「2回目ももらえるオファー」があります。
これを界隈ではNLL=No Lifetime Languageオファーと呼びます。
「入会ボーナスは一生で一度だよ」というLifetime Languageがないオファーということです。
クレカ作成のタイミングでNLLに出会えたら、それはもう運命です。
- NLLオファーだった。
- Chaseの5/24ルールの対象外。
- 入会ボーナスがアップ中だった。
このタイミングでHilton Businessを作ったのも、まさにNLLオファーに出会ったからに他なりません。
しかもこの時は入会ボーナスが15万ポイント+無料宿泊券1泊分と増量中という絶好のタイミング。
別のクレカを検討していましたが、飛び乗らずにはいられませんでした。
15. Hilton Honors
年会費 | なし |
メリット | 年会費無料なのに 大量ポイントをゲット |
デメリット | 日常使いには不向き |
ひとこと | 入会ボーナス狙いです |
Hilton Businessのお代わりと同じタイミングで作ったのが、「Hilton Honors」です。
Hilton系クレカは複数あることから、年会費無料のこのカードはHilton無印なんて呼ばれたりもします。
- 年会費無料で同時申請の2枚目を探していた。
- 入会ボーナスがアップ中だった。
Hilton BusinessにHilton無印の2枚同時作成です。
Hilton無印も入会ボーナスがアップしていたので、なりふり構わず突っ込みました。
Hiltonクレカ同時作成でもらった無料宿泊券とポイントを活用して、カリブ海の島アンギラのホテルに宿泊しました。
名前が知られていない島なだけに観光客も多くなく、夕暮れ時にはほぼ独占状態。今でも妻との会話に出るくらい、最高のホテルステイが無料でできました。
乾季のベストシーズンだったこともありますが、現金ならまさかの1泊$2,000超えのホテルが無料です。
クレカの威力を改めて思い知った旅行でもありました。。
16. Ink Preferred
年会費 | $95 |
メリット | 入会ボーナスがアツい Hyattなどにポイント移行可 |
デメリット | Sapphire Preferredと 利用特典ダブる |
ひとこと | 入会ボーナス狙い |
Hilton同時申請から約3カ月ほどあけて作成したのがChaseの「Ink Preferred」です。
- 入会ボーナスがアツい。
- Chaseの5/24ルールの対象外。(申請時は下回っている必要あり)
Ink Preferredを作ったのは完全に入会ボーナス狙いです。
一撃でChaseの10万ポイントがゲットできちゃうのは魅力的ですよね。今では使っていないので2年目には解約予定です。
Chaseのポイントは、Ink Preferredなど「親カード」と呼ばれるクレカがないとポイントの移行ができません。
なのでHyattなどで使うことを想定している方は「親カード」1枚をキープし続ける必要があります。
17. Amex Green
年会費 | $150 |
メリット | 日本帰国時に本領発揮!? |
デメリット | 長く使うには魅力なし |
ひとこと | 正直いろいろ中途半端 |
17枚目となったのは妻アカウントでの2枚目、「Amex Green」のパーソナルです。
先述したとおり、ITINでも作れるカードを探している中で承認されたのがAmex Greenでした。
駐在開始から2年5カ月、妻の1枚目作成から半年後です。
- ITINでも作れる。
- 入会ボーナスがアップ中だった。
なぜGreenだったか?と聞かれると非常に困ってしまう。これがAmex Greenです。笑
日本に帰国した際にはSuicaチャージがすべてトラベル扱いになって還元率が上がるなどの裏技があり、帰国前に作る人が多い印象です。
妻アカウントではまだクレジットヒストリーもスコアも未熟なため、それでも作れるものを探していたところに出会ったというのが正直なところ。
日常使うにはいろいろと中途半端なので迷いましたが、入会ボーナスで年会費を相殺できるオファーがあったので、「実質年会費無料なら…」ということで決断しました。
ITINで作れるカードは限られるので、選り好みしすぎないのも大事なポイントです。
本当に色々と中途半端ではありますが、同時申請の2枚目の選択肢としては悪くないのかなとも思います。
注意点があるとすれば、ここ最近Amexが導入・拡大させ続けるFamilyルールです。
過去にAmex Platinumを作ったことがある人は、Greenを作ったことがなくても入会ボーナスはもらえない仕組みへの改悪されました。
クレカの作成に関して戦略を立てる際にはご注意ください。
18. Amex Biz Gold
年会費 | $375 |
メリット | ChaseやAmexの 枚数制限の対象外 |
デメリット | ミニマムスぺンドの 額が大きい |
ひとこと | 入会ボーナスが多い時に! |
我が家の18枚目となったのは「Amex Business Gold」です。
駐在開始から2年7カ月ほど経ったタイミングでの申請でした。
- Amexの4枚ルールの対象外。
- Chaseの5/24ルールの対象外。
- 入会ボーナスがアップ中だった。
ここ最近、ベネフィットが変更されて年会費が上がりしました。
僕が作ったのはギリギリ値上げ前でしたが、$295から$375への値上がりは正直厳しいですね。
その分、日常使いでポイントが貯まりやすくなったりクレジットがついたりしていますが、個人的には2年目は更新しないつもりです。
Amex Business GoldやPlatinumの大きな魅力は、クレカの枚数制限の対象にならない点です。
Chaseの5/24ルールは、ビジネスカードだから対象外。
Amexの4枚ルールは、チャージカードだから対象外。
この2つがあるだけでも作れるカードは制限されますので、いずれも対象にならないというのは大きな強みです。
19. Ink Unlimited
年会費 | なし |
メリット | 年会費無料なのに ポイント大量ゲット |
デメリット | なし |
ひとこと | コスパ最強の1枚 |
19枚目は、2度目の申請となったChaseの「Ink Unlimited」です。
駐在開始から1年8カ月、1枚目作成から1年3カ月あけてのお代わりです。
- Hyattポイントを貯めたかった。
- Chaseの5/24ルールの対象外。(申請時は下回っている必要あり)
- 入会ボーナスがアップ中だった。
すでに何度も言及している「コスパ最強の1枚」です。
今のところ、承認さえされれば何度でもボーナスがもらえる仕組みなのでお代わりしてみました。
条件を無事にクリアして、ちゃんと入会ボーナスをもらうことができました。
実はこのInk Unlimitedの2度目の申請、最初はDeclineされました…。
その後、Chaseの担当者と電話でやりとりした結果、一転して承認された嬉しい誤算が。その時の体験はコチラの記事にしています。一度断られてもトライする価値ありです!
年会費が無料なので、1枚目も2枚目も基本的にはキープし続けようかなと思っています。
20. British Airways
年会費 | $95 |
メリット | ワンワールド系の マイルが貯められる |
デメリット | 日常使いには不向き |
ひとこと | Aviosは色々なマイルと 共有できる! |
記念すべき20枚目はChaseが発行する「British Airways」のクレジットカードです。
駐在開始から2年10カ月に差し掛かる手前のタイミングで申請し、無事に承認されました。
- ワンワールド系マイルが欲しかった。
- Aviosは融通が利きやすい。
British Airwaysのクレカを申請する前に、実はAmerican航空のクレカを申請したところはねられました…。
BritishやAmericanが加盟しているのはワンワールドというアライアンス。JALも同じですね。
これまでANAをはじめとするスターアライアンス系ばかり貯めてきたのですが、計画中の旅行でワンワールド系がほしくなりチャレンジしたというのが理由です。
BritishでもらえるマイルはAviosと呼ばれています。
このAvios、ちょっと面白いのがIberia航空やカタール航空に、マイルを移行させてひとつにまとめて使うことができちゃいます。
ロンドン旅行ならそのままBritishで、スペイン旅行ならIberiaに移行して…という使い方ができるということです!
行先によっては、持っておくと非常に便利なマイルと言えます。
クレカ作成には戦略が必要!
駐在開始からこれまでの我が家のクレカ遍歴を見てきました。
どんな狙い、理由で作成・解約したかは理解してもらえたと思います。
数多あるアメリカのクレジットカードをどう作成するか?について、絶対の正解はありません。
ポイントかキャッシュバック、どちらを重視するか?
どんな旅行をしたいか?
どんなホテル、フライトに乗りたいか?
クレカ作成の目的がそれぞれ違うためです。
でも共通して言えるのは、効率よくポイントやマイルを貯めるには戦略を練る必要があるということ。
ただただ入会ボーナスが多いものを行き当たりばったりで作っていくと様々なルールに阻まれ、結果的にクレカが作成できなくなる事態になりかねません。
僕のブログを読んでくださっている皆様には、効率よくクレカを作っていただき、充実したアメリカライフを送ってほしいと切に願っています!
何かご要望等ございましたら、コメントまでよろしくお願い致します!
毎月更新で入会ボーナスがおいしいクレジットカードをピックアップして記事にしています。
作成の際の参考としてご笑覧くださいませ!