- Chaseが発行する年会費$95のクレジットカード。
- レストラン、旅行などでポイントがじゃんじゃん貯まる。
- 年会費と特典のバランスに優れていて在米駐在者の間でも人気。
- 貯めたポイントでHyattの高級リゾートホテルにタダで泊まれる!
どうも!じーこ(@5_to_fire)です。
今回は、僕がアメリカに来て最初に作って今でも普段使いで活躍してくれているSapphire Preferredをご紹介します。
実はこのクレジットカード、2021年8月16日に利用特典が変わり、大きくパワーアップしました。年会費がかかるものの特典とのバランスが非常に優れたカードとなりました。
普段よく使うレストランやAmazon、さらにはホテルやフライト予約など多岐にわたるカテゴリーで高還元率を誇ります!
このカードが人気な理由のもう1つは、ポイントの使い道にあります。
Amexのポイントは移行できない、Hyattにポイントをトランスファーできちゃうんです。
マリオットやヒルトンに比べて宿泊に必要なポイント数が少ないので、入会ボーナスだけで2~3泊タダで泊まっちゃう!なんてことが本当に可能なんです。
新たにパワーアップした特典、これまでとどう変わったのかも含めて内容を詳しく解説していきます!
後段で詳しく書いていますが、Chase銀行の口座を作っておくとクレジットカードが承認されやすいという経験談が溢れています。僕自身もそうでした!
まだ口座を持っていない方は、口座の開設から始めてみるのが良いと思います!
コンテンツ
更新前のChase Sapphire Preferred【基本スペック】

- 年会費 $95(初年度から)
- 為替手数料なし(日本でも手数料なしで使える)
- ダイニングでの利用でポイント2倍
- トラベルでの利用でポイント2倍
- そのほかの利用ではポイント1倍
「ダイニング」には外食はもちろん、コロナ禍で使う人も増えたデリバリーやテイクアウトも含まれています。
地味にうれしいのは、為替手数料がかからない点。いずれ帰国する人にとっては重要な要素です。
VISAであるのもGood。アメックスでは使えない場所も多いので助かります。
初年度から$95の年会費がかかりますが、後述するように入会特典とホテルクレジットで十分元はとれるカードだと言えます。
Chase銀行で申請されると初年度の年会費は免除されるとの情報もありますので、これから作られる方は試されるのも一手だと思います!
【解説】2021年8月〜 Chase Sapphireの特典がアップ!

2021年8月16日から日々の利用特典がパワーアップしました!!
内容を詳しく見ていきましょう!
①ポータルサイト経由でトラベルの支払い➡︎ポイント5倍

Chaseには「Ultimate Rewards」というポータルサイトがあります。
ここから航空券の購入やホテルの予約などをするとポイント5倍になります。
単価が高い旅行でポイント5倍、正直ポイントじゃんじゃん貯まります。なんともすごい破壊力。
ポータルサイトを経由しないトラベル関連ではポイント2倍なので、特に制限がなければ積極的に活用することをオススメします。
ポータルサイト自体も、エクスペディアがサービスを提供しているので質は悪くありません。
②ダイニングでの利用➡︎ポイント3倍
普段使いの多い「ダイニング」で利用するとポイントが3倍です。

特典変更前は「2倍」なので、よりポイントが溜まりやすくなりました!
ダイニングにはレストランでの食事、デリバリー、テイクアウトも含まれています。
まだまだコロナ禍で需要があるので結構大事ですよね。
③オンラインで日用品購入に利用➡︎ポイント3倍

日用品をオンラインで購入した場合もポイント3倍になります。
新型コロナの影響もあり、利用する頻度が増えた人も多いのではないでしょうか?
我が家はかなり利用回数が増えたので助かっています!
一部対象外の店舗はありますが、Amazonは対象です!
④ポータルサイトでホテル予約で$50分クレジット
ポータルサイトでホテルを予約すると$50分のクレジットがもらえます!

これだけで、年会費の$95のうち半分は元がとれちゃいますね。
何か特別な手続きなどは不要です。シンプルにポータルサイトから予約が完了すれば自動的にクレジットされます。
⑤前の年に使った利用金額の10%がポイント還元
こちらは現在のSapphire Preferredにもあるポイント還元ですが魅力的なのでご紹介。
前の年に使った利用金額の10%が翌年にURポイントとして還元されます。

例えば…
2021年の1年間にChase Sapphire Preferredで$25000の支払いをした場合…2022年の更新時に2500ポイントもらえます!これもまた、ポイ活がブーストするNiceな特典です。
Chaseポイント オススメ活用方法
オススメの活用法!の前に… Chase Sapphire Preferredを使ってみたところ、どれだけポイントがもらえるのかを実際見てみましょう!
我が家の実例です。

ほんの一部分ですが…
スタバはテイクアウトでしたがダイニングに分類されるのでポイント3倍。
ウーバーイーツもダイニングに含まれるのでポイント3倍。
Amazonでの買い物でも3倍となっています。
還元率1%のANA USAの場合、上記4項目でもらえるのは117.48マイル。
Sapphire Preferredを使うと、352.44ポイントに跳ね上がります。還元率って大事ですよね。
Chaseポイントは航空会社&ホテルでの利用がベスト!
ここから、オススメの活用方法をご紹介します。
Chaseのポイントは正式にはUR(Ultimate Rewards)ポイントと呼ばれます。
結論から言えばURポイントは提携している航空会社やホテルでの利用が一番お得です!

Sapphire Preferredであれば手数料なしで提携会社に1:1でポイント変換が可能です。
- 提携航空会社はユナイテッドやブリティッシュ、エミレーツなど。
- 提携ホテルはハイアット、IHG、マリオット。
提携航空会社の中にはANAやJALは入っていませんが、米国内や近郊への旅行ではかなり使えます。ユナイテッドなどアライアンスを活用すればANA便での活用も可能です。
提携しているホテルについては、主なホテルチェーンはカバーしているので帰国した際にいいホテルに泊まる!ということも可能です!
個人的に「簡単かつコスパがいい」と思うのはHyattポイントにトランスファー(移行)してホテル予約に使うことです!
ハイアットは他のホテルに比べて必要なポイント数が少ないので一番お得感があると思います!
通常の入会ボーナス6万ポイントあれば、高級リゾートホテルに2泊無料で泊まれちゃいます。
さらに2022年4月19日現在、入会ボーナスは期間限定で8万ポイントにアップしています。3泊無料も夢じゃないレベルなので狙っていた人は今がチャンスです!
Chaseでクレジットカードを作るなら【5/24ルール】にご注意
日本では全く馴染みのないルールがChaseにはあります。
それが「5/24ルール」と呼ばれるものです。
過去24カ月(2年)でクレジットカードを5枚以上作った記録があるとChaseでは新しいクレジットカードを作ることができないというルール。
Chaseのカードで作りたいものがあれば優先的に作るのがオススメです。
こ24/24ルールがなかなか曲者なので、僕は最初にSapphire Preferredを作ったというわけです。

5/24の「5枚」には、駐在員が駐在当初に作るであろう「ANA」や「JAL」のUSAカードも1枚にカウントされます。
家族カードを作っている場合は2枚カウントになりますのでご注意くださいね。
5/24ルールに引っかからないようにクレジットを作りたい!という方は「ビジネスカード」の申請がオススメ。
ビジネスカードは多くの場合、5/24ルールの対象外です。
入会特典も受け取れますが、利用しなければならない金額が多かったり期間が短かったりとパーソナルカードよりも条件は厳しいので吟味する必要はあります。
- 関連記事①≪駐在員がビジネスカードを作る方法【簡単2ステップ】≫
- 関連記事②≪【必見】アメリカ駐在1年目のクレジットカードおすすめ作成戦略≫
Chase Sapphire Preferredを作るだけでポイントGET!
Sapphire Preferredを作ると入会特典として6万URポイントがゲットできちゃいます!
条件は入会後3カ月以内に$4000の利用です。
2022年4月19日現在では、その入会特典が期間限定で8万ポイントにアップしています。Sapphire Preferredの入会特典はなかなかアップすることがないですし、終了時期が明示されていないので狙っていた人はこのチャンスに申請しちゃいましょう!
もらったポイントは、提携航空会社であれば1ポイント=1マイルで交換できますし、Hyattポイントにトランスファーすればいいホテルに無料で宿泊…なんて夢のような体験もできますよ!
審査が厳しいChase…一発で通ったクレジットスコアと“裏技”を公開!
Chaseのクレジットカードは審査が厳しいことで有名です。
そこで皆さんのご参考になればと、審査が承認された当時のクレジットスコアを公開します!

クレジットスコアは決して高くないですね…なんせ、駐在4カ月目なのでなかなか上がりませんでした。
Credit Kalmaというアプリでスコアを確認しているのですがSapphire Preferredを申請する際にはKalmaさんには「Poor」だと言われました。基準となるスコアには達してませんよ、ということです。
それでもなぜ審査に一発合格したのか?実践した”裏技”も公開します。
【“裏技”公開】低スコアでもChaseのクレジット審査に通るかも!?
あくまで個人の体験談として聞いてください。
答えは「Chaseの銀行口座を作っておく」ということ。
実際に僕はクレジットカードの申請よりも1カ月以上前にChaseの銀行口座(チェッキングアカウント)を開設。
給与の振り込みやクレジットカードの支払いに使っていました。

Chaseが公式に認めているわけではないのですが…
高いとは言えないクレジットスコアで審査が通ったのは銀行口座以外考えられない…というのが本音です。
作るなら申請の直前ではなく1カ月は前の方がいいですね。
重要なのはChaseに「この人は大丈夫そうだ」「入金力もある」と思わせること。
ある程度、しっかりとした財政状況だと理解してもらえていた方が審査を通しやすいですよね。
繰り返しますが、Chaseが公式に認めているわけではありません。
ただ、合理性を見ても効果はあるのではと思っています。
Chase Sapphire Preferred 特典アップで魅力もアップ!
2021年からパワーアップしたChase Sapphire Preferredの特典を解説してきました。
レストラン、Amazon、ポータルサイトで旅行予約…いずれも普段使うことの多い分野での特典アップはうれしい限りです。

実際に使ってみた結果、スタバやUBER EATS、さらにはAmazonでもご覧の通りポイント3倍になりました!還元率1%のクレジットカードをずっと使っていたらいかにもったいないか、差は歴然です。
ポータルサイト経由で航空券やホテル、ツアーを予約するとポイントの価値が25%アップするのもなかなかです。
ChaseはAmexなどに比べて審査が厳しいと評判ですが、Chaseの銀行口座を事前に開設し「お付き合い」をしておけば審査に通りやすくなるかもしれません。
年会費と特典のバランスが非常に優れたクレジットカードなので、狙っていた方は是非この機会に申請してみてはいかがでしょうか?
では、また次回。
皆さんの日々が豊かなものになりますように!