- Firstrade証券は取引手数料無料で米国株に投資できるネット証券。
- 日本に帰国後も口座が維持できるのでアメリカ駐在員にオススメ。
- そんなFirstrade証券で「暗号資産/仮想通貨取引」が可能に!
- 取引可能な暗号資産はビットコインなど実に30種類超!
- ただ、日本に帰国後は取引できなくなるため要注意。
どうも!
アメリカ駐在員のじーこ(@5_to_fire)です!
今回は、僕が実際に使っているアメリカのネット証券「Firstrade」のアップデートについてご紹介します!
先日、Firstrade証券で暗号資産/仮想通貨の取引が可能になりました!簡単に開設できて幅広い商品に投資できるFirstrade証券の選択肢がさらに広がることになります。
米国駐在だとTax Return(確定申告)という面倒な手続きを自分でしなければなりません。
なので、暗号資産/仮想通貨に興味があるという方にとっては、1つの口座でまとめて管理・運用できるようになり、大きなメリットと感じると思います。
この記事ではどんな暗号資産/仮想通貨に投資できるのか?日本に帰国した後も取引可能か?などについて解説していきます。
Contents
【米駐在にオススメ】Firstrade証券とは?
「Firstrade証券」はアメリカのネット証券です。
日本でいうところの楽天証券やSBI証券をイメージすると分かりやすいですね。
中でも特徴的なのは取引手数料。投資文化が根強いアメリカで取引手数料無料を最初に打ち出したのが「Firstrade証券」です。
そんな「Firstrade証券」ですが、僕みたいなアメリカ駐在員にとっては多くのメリットがあります。
例えば、開設した口座を日本に帰国した後も維持できる点。
長期投資を前提にしている人にとっては、これほど大きなメリットはありません。
そのほかのメリットについてはコチラの記事をご覧ください。
Firstrade証券で暗号資産/仮想通貨取引が可能に!
アメリカ駐在員が給料でもらうドルを効果的に運用できる「Firstrade証券」に、新たな魅力が加わることになります。
それが暗号資産/仮想通貨の取引開始のニュースです!
Firstrade Securities Inc., a leading commission-free online brokerage, has added crypto trading to its platform. It is available by invitation to selected Firstrade customers starting today and to investors nationwide soon.
Backed by 37-years of trusted experience in the securities industry, Firstrade is the only leading traditional online brokerage to offer a wide range of investment products and cryptocurrencies in one place.
出典:Firstrade(太字は筆者)
2022年4月11日に「Firstrade証券のプラットフォームに暗号資産/仮想通貨取引を加える」と正式に発表がありました。
Firstrade証券の発表によると、投資信託や個別株、2200以上のETFなど幅広い投資商品に加えて、暗号資産/仮想通貨を同じプラットフォームで提供する、「唯一のオンライン証券になる」とのこと。
ユーザーとしては、単純に投資先の選択肢がかなり増えることになります!
すでにユーザーの方は、スマホアプリからwait listへのエントリーが可能ですので気になる方は是非やってみてください!
僕はエントリーの2日後に仮想通貨取引ができるようになりました!なぜかPCのサイト上では仮想通貨取引の方法が分からないのですがスマホアプリから簡単に取引できるようになりました。
仮想通貨の取引開始にあたって特段変わった手続きはありません。留意事項などを読み、同意すればすぐに取引が始められます。
30種類超の暗号資産/仮想通貨が取引可能に!
暗号資産/仮想通貨の取引開始と言っても、具体的にどんな商品に投資できるかが重要ですよね。
数えてみたところ、現時点では30種類の暗号資産/仮想通貨に投資できるようです!日本国内のGMOコインの取引銘柄数が15なので、豊富なラインナップと言えると思います。
以下、まとめてみました!
ビットコイン【BTC】はもちろん、イーサリアム【ETH】やビットコイン・キャッシュ【BCH】などメジャーどころもラインナップされています。
それ以外にも僕は名前すら知らない、まだ$1以下のものも複数あるのでどんなものか調べてみると面白いかもしれませんね!
さらに追加情報です。
2022年5月23日、新たに4種類の暗号資産が追加されることが発表されました。
追加されるのは、Bancor(バンコール)、Compound(コンパウンド)、Enjin(エンジンコイン)、そしてMaker(メイカー)の4種類です。
今後もこうして、徐々に投資できる選択肢が増えていくものとみられます!
暗号資産/仮想通貨への投資を推奨しているわけではありません。
暗号資産/仮想通貨は価格変動が株式投資に比べて大きいため、投資される際にはご自身のリスク許容度の範囲内での投資をオススメいたします。あくまでも投資は最終、自己責任でお願い致します。
【気になる疑問】日本帰国後も運用できる?
Firstrade証券は、日本に帰国後も口座の維持や運用できるのが大きな魅力です。
それが今回の暗号資産/仮想通貨でも同じく適用されるのか?個人的に気になったのでFirstrade証券に問い合わせてみましたが、結論は「駐在中のみ」だそうです。
カスタマーサービスの回答を皆さんにシェアします!
Please be kindly noted that we support cryptocurrency trading for US domestic individual accounts and are currently unable to support it for other accounts. if you are to relocate outside of US, the account would not be able to trade cryptocurrencies.
出典:「Firstrade」カスタマーサービスの回答より(太字は筆者)
回答をざっくり要約すると・・・
暗号資産の取引はアメリカ国内の口座のみに対応していて、国外に転居する場合は暗号資産を取引することはできない、とのことです。
Firstrade証券の口座を日本帰国後も維持する場合は、Internatinal口座に切り替える必要があります。
今回の回答を照らし合わせると、アメリカ駐在中の取引は可能なものの、口座を切り替えると取引できなくなってしまうことになります。つまり、帰国前に保有する暗号資産/仮想通貨をすべて売らなければならないということです。
理由までは説明されていませんが、おそらく暗号資産/仮想通貨を巡る各国の法整備の違いにあるんだろうと思います。日本でも税制面などまだまだ法が追い付いていないのが実態ですからね…。
ということで、朗報だ!と思えた今回のアップデートですが、長期投資を前提に検討されている場合は残念ながら活用しにくいことが分かりました。
駐在期間中の数年間のみ運用したいという方にとってはチャンスが広がるというイメージでしょうか。
米駐在中だけでも仮想通貨に投資したい人には朗報!
Firstrade証券で暗号資産/仮想通貨の取引が開始されるというニュースをご紹介しました。
日本では投資できないETFに加え、30種類もの暗号資産が1つの証券口座で投資できるようになるのは、選択肢が広がるという意味では大きなニュースです。
ただ、暗号資産/仮想通貨の取引はアメリカ国内口座のみに対応とのことでした。日本に帰国後は取引できなくなるので万人にとって朗報ではないですが、駐在中だけでも取引したい!という方にとっては改善と言えるかもしれません。
これはFirstrade証券というより、日本の金融庁の縛りが大きく影響している結果だと思われます。
とは言え、ユーザー目線でどんどん改善を重ねるFirstrade証券には頼もしさを感じます。どんどん使い勝手がいいサービスを提供してくれることをこれからも願っています!
Firstrade証券の口座は無料で作れて、維持に手数料はかかりません。アメリカでドルでの投資に興味がある方はまずは口座を開設してみて、ご自身に合うかどうか見てみるといいと思います!
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暗号資産/仮想通貨への投資を推奨しているわけではありません。
暗号資産/仮想通貨は価格変動が株式投資に比べて大きいため、投資される際にはご自身のリスク許容度の範囲内での投資をオススメいたします。あくまでも投資は最終、自己責任でお願い致します。