アメリカ駐在なら最初にUnion Bankを選ぶと生活の立ち上げが楽に!
その理由4選に加え、開設方法からアクティベート方法まで解説。
アメリカで上手に銀行を使ってボーナスをもらえる方法もご紹介します!
こんにちは!
現役アメリカ駐在員のじーこ(@5_to_fire)です。
海外駐在って、最初本当にバタバタするんですよね…。ただでさえ慣れない環境で、英語が堪能ではない僕はしんどかった苦い記憶があります。
そんな時に心の底からやっておいてよかったと思ったのが「日本でアメリカの銀行口座を作っておくこと」でした。
Union Bank(ユニオン・バンク)なら、日本にいながら開設できちゃいます!!
煩わしい手続きも、この記事を読んでいただければ難なくこなせるハズです!
そんなUnion Bankですが、買収される!とのニュースがありました。
買収!?日本から口座開設できなくなっちゃうの!?
僕自身、リアルUnion Bankユーザーで気になったので直接聞いちゃいました!その内容についてはコチラをご覧ください!
本記事では、Union Bankのメリットやアクティベートの方法などについて解説していきます。
Contents
【アメリカ駐在】最初に「Union Bank」の口座を作るメリット4選
アメリカに駐在が決まったらまず最初に「Union Bank」を作ると便利です!
以下、「Union Bank」の概要です。
- カリフォルニア拠点、西海岸を中心に340以上の支店
- 三菱UFJフィナンシャルグループ
ここからは実際に使ってみて感じているメリットについて解説します。
Union Bankは日本で申し込みが可能
日本にいながら、申し込みが可能なのが一番のメリットです。
僕のアメリカ駐在直後は家やライフラインの契約、新型コロナの検査やワクチンの予約に…と慣れない環境で右往左往しました。しかも、最初は何かとまとまったお金が必要になります。
そんなときにすでに銀行口座ができているのは大きなメリットですよね。
ちなみに申し込み方法も簡単です。
- 申し込み書を作成 ※ダウンロードはこちらから。
- 本人確認書類2点のコピー
運転免許証・パスポート・住民基本台帳カード(写真付き)・個人番号カード(通知カードNG)
日本以外の国籍の方は在留カードまたは特別永住者証明書が必須
⇒基本的に上記から2点提出すれば問題ありません。
上記から1点と運転経歴証明書・クレジットカード・健康保険証のうち1点でも大丈夫。
準備ができたら郵送。
これだけを日本にいる間にしておけば口座開設は完了です!
もちろん、給与振り込みの口座としても使えますよ!
Union Bankはデビットカードやチェックがもらえる
Union Bankであれば「デビットカード」と「チェック(小切手)」がもらえます!
デビットカードとは簡単に言えば「支払いと同時に銀行口座から引き落とされる仕組みのカード」です。
手持ちの現金がなくても支払いができる点ではクレジットと似ていますが、預金残高以上の買い物はできません。
「チェック」がもらえるのも何気に嬉しいポイント。
アメリカはクレジットカード文化であると同時にチェック(小切手)文化も残っています。
銀行によってはチェックは数枚だったり有料ですが、「Union Bank」は最初の40枚は無料でもらえます!
そうそう使う機会が頻繁にあるものではありませんが、赴任直後の家の契約や車の購入など大きな金額を支払う際には使うこともありますのであるに越したことありません。
Union Bankは日本語カスタマーサービスが使える!
「Union Bank」は三菱UFJグループです。
そのため困ったことがあれば日本語のカスタマーサービスが使えます。
日本語でやりとりできるって大きくないですか!?僕にとってはお金に関することを英語で伝えて理解するのってなかなかハードル高いです…。
実際、これまで僕は何度も日本語カスタマーサービスでお世話になっています。
アクティベート(使えるようにする手続き)ってどうしたらいいですか?
住所変更の手続きで質問が…
などなど。。。
英語では伝えきれない細かいところも日本語でカバーしてくれるのは本当に助かりました。
Union Bankは帰国しても口座を維持できる!
アメリカに駐在する方はいずれ日本に帰る人がほとんどだと思います。
「Union Bank」であれば、日本に帰っても維持できます!
米ドルをそのままもっておくことは通貨のリスク分散にもなります。僕も帰国する際にはドルを「Union Bank」に移して、ほかの銀行はすべて解約する予定です。
- 日本にいながら簡単に申し込み可能
- デビットカードやチェックがもらえる
- 日本語カスタマーサービスで疑問は解決
- 日本に帰国しても口座を維持できる
【アメリカ駐在】最初に選ぶ銀行口座「Union Bank」のデメリット
選ぶ際にデメリットも大切なのでお伝えしますね。
Union Bankは三菱UFJ銀行の口座がないと作れない
三菱UFJグループなので、三菱UFJ銀行の口座を持っていないとそもそも作れません。
とはいえ・・・
アメリカに赴任してから銀行口座を作ろうと思うとSSN(ソーシャル・セキュリティ・ナンバー)が必要になります。このSNNが結構厄介で、取得までに1カ月近くかかります。
個人的には、時間に余裕があれば今のうちにUFJ銀行の口座も作って「Union Bank」を申し込みされるのが無難かなと思います。
コロナ禍の現在、SNNは完全予約制です。(2021年8月現在)
僕は赴任から取得まで1カ月半ほどかかりました…。
Union Bankは支店・ATMが西海岸に集中
駐在・赴任する州にもよりますが、「Union Bank」は支店やATMが西海岸に集中しています。
ニューヨークやボストン、ワシントンDC、フロリダなど東海岸エリアで探すのは困難というかほとんどありません。
ただ、実際現金で買い物をするケースってほぼないので致命的なデメリットではないように感じています。
強いて挙げれば、日本からドルに換えてもってきた現金を預けられない!という点でしょうか。
ですが、朗報!
Union Bankは2022年から全米銀行業界5位のUSバンクに合併されることが決まりました。これによりUSバンクの支店・ATMが使えるようになります。
USバンクは中西部や西海岸が中心ではありますが、ニューヨークなどにも支店がありますのでアクセス性という点では向上します。
詳しくはコチラで解説していますのでよろしければご覧ください!
Union Bank口座の維持に手数料がかかる場合がある
Union Bankでは、口座を維持するのに手数料がかかる場合があります。
「場合がある」としているのは、条件を満たせば口座維持手数料を無料になるためです。
以下が、手数料を無料にする方法です。
- 毎月、$250以上の給与振込(direct deposit)を設定
- 月間平均残高が$1500以上
- 他の関連預金口座との合計月間残高が$5000以上
上記の条件を満たしていない場合は・・・
残高明細をオンラインで受け取る場合は毎月$8。
残高明細を郵送で受け取る場合は毎月$10の口座維持手数料がかかります。
- 三菱UFJ銀行の口座を持っていないと作れない
- 支店・ATMが西海岸に集中
- 口座維持に手数料がかかる場合がある
Union Bankはアメリカ駐在後の数カ月の利用がベスト
「Union Bank」のメリットを最大限活かしてデメリットをなくす方法があります!
それは、赴任後に使い勝手のいい別の銀行を作ることです!
【アメリカ駐在必見】アメリカで銀行口座を作るとお得!?
いや、二度手間じゃん!
「Union Bank」を勧めておいて、赴任したら別の銀行を作れって何事だ!?と思うのはごもっともなんですが…
実際に赴任した今、ベストでお得な方法だと思っています。
前提としてアメリカの銀行の基礎知識について簡単に解説します。
アメリカの銀行口座には2種類あります。
チェッキングアカウント | クレジットの引き落としなど普段使い用 ※日本でいう「普通預金口座」 |
セービングアカウント | 名前の通り「貯蓄用」の口座。 |
一般的にチェッキングアカウントの利息はものすごく低いか「ゼロ」です。
「Union Bank」の口座も利息はありません。
一方のセービングアカウントは貯蓄用というだけあって、日本の比ではないくらいの利息を誇るものがあります。
僕が行きついた結論は・・・
赴任前& 赴任直後 | Union Bank (当面の生活&給与振り込み用) |
SSN取得後 | 使い勝手のいいチェッキングアカウント開設 ⇒Union Bankから移行 貯蓄用のセービングアカウント開設 ⇒使わず現金として残すものを移行 |
「使い勝手のいい」というのは近くにATMがあるとか現金が万が一必要になった際にアクセスしやすい銀行という意味です。
別の銀行を作ったほうがいい理由は利便性だけではありません。
口座を開設することでもらえるボーナスがうますぎる!!!
僕は「Chase」という銀行で普段使い用のチェッキングアカウントを開設しました。
開設でボーナスって何!?という方。こちらをご覧ください。
色々書かれていますけど、
チェッキングアカウントを開設したら$225もらえるよ!ということです。$225=約2万5000円です。
銀行口座を開設しただけですよ?もちろん、開設に料金はかかりません。ボーナスオファーはCheseに限らず、色々な銀行でやっています。
使い勝手の良さそうな銀行を見つけたら「〇〇bank offer」などで検索してみると出てくると思います!
ボーナスには「給与振り込みの口座に指定」など条件がありますが、いずれもそんなに難しいものではないのでオススメです!!
Chaseで銀行口座を作りたい!という方は、コチラの紹介リンクからお申し込み頂けると嬉しいです!期間限定のキャンペーンですのでお早めに!
【アメリカ駐在必見】貯蓄用には貯蓄専用の口座開設を!
生活用のチェッキングアカウントを作ったら次は貯蓄用です。
僕は基本的には投資にまわしているのですが好きな旅行などで困らないよう、ある程度の現金はもっています。
その現金を預けているのがチェッキングアカウントとは別のセービングアカウントです。
セービングアカウントの中でもオススメは「High Yield Account」というものです。
「利息が高い口座」という意味で、色々な銀行が出しています。
コロナ禍で今はかなり下がってしまいましたが、High Yield Accountであれば大体0.4~0.5%ほどです。
僕は6月にAMEXでHigh Yield Accountを開設しましたが、先日利息が振り込まれていました!
Interest Paymentというのは利息の支払いのことです。
$0.81のうち、税金が引かれて$0.62となっています。
日本円にして約68円です。
High Yield Accountと普通のセービングアカウントではどれほど差が出るのか見てみます。
最初に$1000を入れ、その後は毎月$500定額で入れて5年間貯め続けたとします。
5年後の利息 | |
普通のセービングアカウント (平均利回り0.06%の場合) | $47=約5150円 |
High Yield Account (AMEX 0.4%の場合) | $317=約3万4800円 |
差は歴然!!
ただ寝かせておくだけでこれだけの差が生まれるなら作るほかないと思います!
手元に残しておく現金はHigh Yield Accountに!
ほとんどの口座はネットで開設できます。
「CD」という別の高利息の口座もありますが、こちらは引き出したいときに引き出せないので要注意!
「Union Bank」アクティベーション方法
続いては、Union Bank(ユニオン・バンク)のアクティベーション方法を解説します。
アクティベーションとは、キャッシュカードやクレジットカードが手元に届いてから使えるようにするために必要な手続きのこと。開通のためのステップです。
Union Bankのキャッシュカード兼デビットカードをアクティベーションする方法は2パターンあります。
- ATMにカードを挿入しPINコードを入力
- カスタマーサービスに電話
西海岸にお住まいで近くにATMがある方はこちらの方法がオススメ。
ATMに挿入するとPINコードの入力を求められますので入力するだけでOK。
PINコードというのは個人に割り当てられる4桁の番号のことで、デビットカードとは別の書類で送られてきます。
近くにATMがない!という人は必然的に②の方法になります。
カスタマーに電話!?難しいこと聞かれても分からへん!!という方でも安心してください。
キャッシュカードに電話番号が書かれたシールが貼ってありますのでその番号に電話。
自動音声が流れ口座番号やPINコード、有効期限などを入力すれば終わりです!
どうしても自動音声が無理!という方は、日本語カスタマーに電話をして「アクティベートしたい」と言えば日本語でも対応してくれるはずです。僕の同僚はそうしてました。
いずれかの方法でアクティベートが終了したら、デビットカードとして使える状態になります。
【アメリカ駐在】最初に選ぶ銀行口座は「Union Bank」がいい!
アメリカ駐在者の最初の銀行とその次の手段について解説しました。
赴任前~当面の生活にはUnion Bank
別のチェッキングアカウント開設でボーナスGET!
現金はHigh Yield Account開設で高利息をGET!
以上が僕の行きついた答えです。
まだまだコロナ禍でこれからアメリカに来られる方は不安もあると思いますが、少しでも皆さんの生活の不安を取り除けたらと思います。
こんなことが知りたい!という内容があればコメントください。
Union Bankの買収・合併についてはコチラ。
では、また次回。
皆さんの日々が豊かなものになりますように!
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