行ってよかった!南米ペルーのおすすめ観光地6選+番外編

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2023年の夏、ペルー旅行に行ってきました。

「マチュピチュを見ること」は学生時代からの憧れで、人生のバケットリスト=死ぬまでにしたいことリストに長らく書き続けてきたことでした。

文字通り“念願”となった今回の旅で実際に行って良かった!と心から思える場所を「知っておくべきポイント」とともに、6つご紹介しようと思います。

我が家が実践した8泊9日の旅行プランも公開していますので、計画作りの参考にしてみてくださいね!

この記事の著者

アメリカ駐在30代の陸マイラー

じーこ

アメリカ駐在の30代会社員です。 アメリカのクレジットカード発行でもらえるポイント・マイルを駆使することで「旅行を我慢しない」をモットーに、情報発信しています!

行ってよかった!ペルーのおすすめ観光地6選

“神秘の空中都市” マチュピチュ

言わずと知れた世界遺産の空中都市「マチュピチュ」。

人生で一度は行ってみたいと思っている人も多いのではないでしょうか?

少年時代から教科書、テレビ、雑誌などで幾度となく目にしてきた光景。「実際に見てもあまり感動しないかもな」とも思っていました。

で、す、が!!

この光景がいざ目の前に広がると、ワッと声を上げてしまうくらい圧巻…。

想像していたよりも大きい!というのも驚きでした。

「どうしてこんなところに?」という疑問が、実際に目にしたら余計に深まるこの感じ…。

まさに旅行の醍醐味を味わえる鉄板観光スポットです。

ペルーに初めて来て、マチュピチュに行かない人なんて皆無だとは思いますが、「実際どうなん?」と思っている人も期待して行ってみてください!

知っておくべきポイント
  • 大きな荷物は持ち込めません。
  • トラブル回避のためにガイド同伴で。
  • 時期は5月から9月がベスト(現地ガイド談)
  • 人の少なさを選ぶなら朝イチ。
  • 晴れ間の確率高めたいなら午後。

現地ガイドさんに教えていただいた情報をシェアします。

ペルーには雨季(11月~4月)乾季(5月~10月)があり、マチュピチュ観光には乾季がベストシーズンと言われています。

同伴をお願いした現地ガイドさん曰く、「雨が降りやすい時期がここ数年早まっている」とのことでした。

つまり、10月でも雨が降りやすくなっているようです。

僕たちが行ったのはまさにその10月初旬。

前日までの予報では晴れでしたが、当日朝に少し雨が降ったようで霧もかかっていて「マチュピチュ見られるん…?」と少々不安でした。

朝イチで入った直後は霧も…

悪天候のリスクを可能な限り減らしたいという方は遅くとも9月中のご旅行をオススメします

「天気が不安だという人は午後から入るのも手だよ」とも教えてくれました。

確かに僕らが入った朝イチよりも出る時の方が晴れ間は多かったです!

インカ帝国の首都 クスコ

マチュピチュ観光の玄関口 クスコはかつてのインカ帝国の首都です。

アルマス広場を中心とする旧市街地は世界遺産に登録されています。

インカ時代の石造りの建物、バロック様式の修道院…どこを切り取っても画になる美しい街並みが広がっています。

美味しいレストランやカフェもあり、ただ街を歩くだけでも楽しい街でした。

アルマス広場から歩いて3~4分のところには、日本人の方が営むペルー料理店「Pucara」もあります!

アルパカの串焼きなどローカルフードも楽しめてオススメです!

知っておくべきポイント
  • 標高は約3,400mと富士山級です。
  • ランドリーサービスは重さによって料金が変わる仕組みです。

美しい街並みに見惚れてはしゃぎたくなる気持ち、痛いほど分かります。が、クスコの標高が富士山の3,776mに近いことは忘れてはいけません。

むやみやたらに走り回ったりすれば酸素が薄いので高山病になるリスクが高まります。

心は躍らせながらも、動きは冷静に…!

ペルーの秘境 ウマンタイ湖

旅行を計画するまでは名前すら知らなかったウマンタイ湖。

心くすぐる秘境感やその美しさから、ここ最近では人気の観光スポットになりつつあるようです。

早朝4時にホテルを出発して夕方帰ってくるツアーに参加しました。

どんなもんかと、1時間以上かけて登った先には・・・

文句なしの絶景が広がっていました。

雪解け水で作られた湖は澄んだブルーに染まり、荒々しい山々とのコンビネーションは壮観そのもの。

クスコから日帰りツアーがたくさんあるので、時間に余裕があれば是非行っていただきたいポイントです。

知っておくべきポイント
  • 体力に自信がない人でも大丈夫!馬に乗って登れます。(下りは歩きです)
  • 馬を借りるには現金が必要です。
  • 頂上は冷えますので着脱が簡単な上着必須です。

我が家も馬に乗って登りました(笑)

体力云々もそうですが、馬に乗りながら山を登るという経験は初めてでとても楽しかったです。徐々に迫る山々の景色をゆったりと楽しめるのでオススメです。

馬を借りるには、1人あたり150ソル(約$40)ほどかかったと記憶しています。

現金での支払いのみなので事前にATMでキャッシングするなどして準備しておきましょう。

“インカ発祥の地” チチカカ湖

チチカカ湖はペルーとボリビアの国境にまたがり、富士山よりも高い標高3,800mにある湖です。

数少ない古代湖の1つで、船が航行できる湖としては最も高い場所にあると言われています。

「トトラ葦」という植物で出来た浮島が点在します。そのうちの1つ、ウロス島(Uros Island)には今もウル族が住んでいます。

ウロス島は浮島らしく、上陸するとフワフワしていて不思議な感覚…!

伝統的な織物の文化が根付くタキーレ島(Taquile Island)もオススメ。

ウロス島だけに訪れるツアーであれば半日、タキーレ島にも日帰りツアーで行けます。

知っておくべきポイント
  • トトラ葦でできた船に乗るには現金(10ソル)が必要です。
  • 船酔いしやすい人は酔い止めを。

チチカカ湖観光の拠点となる「プ―ノ」という街には、クスコからバスで行けます。

ロングドライブになりますが、道中でいくつか観光スポットに立ち寄ってくれるプランを選んだので苦ではありませんでした。

僕たちが参加したツアーの詳細はこちらです。

歴史と新たな文化が息づく街 リマ

かつてインカ帝国の首都だったクスコを征服したスペインのフランシスコ・ピサロが1535年に遷都して発展した街・リマ。

現在はペルーの首都となっています。

アルマス広場を中心とするセントロ=旧市街にはペルー最古のカテドラルなどが並び、世界遺産に登録されています。

ペルーに行く場合にはまず玄関口となる場所です。

旧市街から車で20分ほど離れたところにある新市街地(ミラフローレス周辺)にも魅力がいっぱいあります。

海岸線に沿って発展する新市街地にはおしゃれな飲食店やショッピングセンターがあり、お土産選びもはかどります。

歴史とロマンを求めて歩くペルー旅行の中で、ちょっとした変化をつけたい人は新市街地にも足をのばしてみることをオススメします。

知っておくべきポイント
  • リマ空港の周辺は治安が悪い。
  • 移動にはUberが使えます。
  • 空港タクシーのぼったくりに注意。

リマ空港の周辺は明らかに雰囲気が違います。

中心地ではUberが簡単に捕まるので便利ですが空港ではなかなか来ないことも。

空港に止まるタクシーの運転手がものすごい勢いで客引きをしています。

「ホテルまで●ソルでいくよ!」と言われて乗ったら実は1人あたりの金額だった…なんていうトラブルが頻発しているようなので乗る際は条件を細かく確認してから乗るようにしてくださいね!

“インカの要塞” オリャンタイタンボ

クスコからマチュピチュの間にあるのがオリャンタイタンボ遺跡です。

知名度はそんなに高くないですが、マチュピチュ同様、インカの文化を存分に感じることができる遺跡です。

段々畑の階段をあがった先には、精巧な技術で切り出した巨大な岩で作られた太陽の神殿跡を見ることができます。

1枚50トンにも及ぶとされる岩が6枚。

どうやってこんな高さまで運んできたのか…知れば知るほど、インカ文明の謎は深まるばかりです。

ペルー旅行のおすすめプランは?

マチュピチュだけなら4,5泊でも可!?

日本から見れば真裏にあるペルー。ただただ、遠いです。

1週間以上の休みなんて取れない!という人でも、マチュピチュ観光に特化したプランであれば現地4、5泊だけでも可能です。最低限の日数ですが、クスコを観光する時間も作れるでしょう。

アメリカ国内から行く場合はなおのこと。

意外と行けちゃいますので、興味ある方は旅行先の候補に入れてみてください。

全部行く!8泊9日モデルプラン

おすすめの観光地を組み込んだ8泊9日の旅程を組んでみました。

というより、ほぼ僕たちが実践したスケジュールです(笑)

マチュピチュ行きのPeru Rail

高山病のリスクを回避しながら、存分に楽しめる日程になっていると思います。

ハードだと思われる方は何かしら省くことで、よりのんびりした過ごし方ができると思います。

Day 1リマに到着
リマの旧市街地観光
高山病予防には初日リマがオススメ
Day 2クスコ経由でマチュピチュ村へ
クスコのホテルに荷物を預けておく
Day 3マチュピチュ観光
午後の列車でオリャンタイタンボへ
遺跡の観光を楽しんだ後はクスコへ
クスコへは専用車か乗り合いバスで
Day 4クスコの街並みを存分に観光
Day 5ウマンタイ湖へ
日帰りツアーに参加
Day 6クスコからバスツアーに参加
チチカカ湖観光の拠点プーノへ
Day 7チチカカ湖観光
(ウロス島、タキーレ島)
Day 8飛行機でリマへ
午後はリマ新市街地でお土産探し
Day 9帰国便までの時間はリマ観光

≪番外編≫気になる観光地 2選

実際に行ってよかった観光地のほかに、我が家が検討した観光地もご紹介しておきます。

まるで“砂漠のオアシス” ワカチナ

出典:Perú Travel

砂丘の間にポツンと街があるインカ文明の神聖な都市がワカチナです。

一見すると、砂漠の中のオアシスのような光景が広がり、サンドボード、サンドバギーなどのアクティビティも人気のようです。

リマから日帰りで訪れるツアーが出ています。

リトル・ガラパゴス バジェスタス島

出典:Perú Travel

パラカスという街からバジェスタス島に行くツアーが出ています。

ここでは、アシカの一種、オタリオやフンボルトペンギン、フラミンゴなど共生する野生動物を見ることができるため、“リトル・ガラパゴス”と呼ばれています。

ワカチナと一緒に訪れるツアーもあり、1日余裕があれば一気に楽しむこともできちゃいます。

ペルーの基本情報

首都リマ
治安リマやクスコ中心部は悪くない。
リマ空港の周辺は要注意。
通貨ペルーソル。
$1=147.14円=3.72ドル
ビザ観光ビザ:90日以内なら不要。
※最新情報は大使館HPでご確認ください。
公用語主にスペイン語。
ベスト
シーズン
5月~9月の乾季。
2023年11月29日現在

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