【Chase】URポイントのお得な使い方 完全ガイド

Chase

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Chaseで貯められるポイントはURポイントと呼ばれ、フレキシブルポイントです。

つまり、使い方は様々。だからこそ、どの使い方がお得なのか?と迷う人も多いはず。

そこで本記事では、URポイントの使い方を【お得】だと個人的に感じている順にご紹介します。

貯まったポイントは使ってナンボ!

使ってこそ初めて意味あるものですから、使い方を学んでアメリカ生活がより充実したものになることを願っています!

結論から言えば・・・

旅行好きならHyattにポイント移行してホテルに無料宿泊がベスト

旅行をしない方ならタイミングを見極めてギフトカードと交換が良いかと思います!

URポイントの使い方【完全ガイド】

前提として、ChaseのURポイントを上手に活用するには「親カード」と呼ばれるクレジットカードを作成する必要があります。

なぜなら「親カード」を持つことでパートナーのホテルや航空会社にポイントを移行できるためです。

「親カード」は下記3枚です。このうち、いずれか1枚でも持っていればURポイントの価値を最大化することができます。

選択肢が増えることでご自身に合った使い方ができると思います!

それでは、個人的に【最もお得だと感じる順】にご紹介していきます。

個人的に最もお得だと思っているのがホテルポイントに移行して無料宿泊する方法です。

URポイントは、下記3ブランドのホテルに1:1でポイント移行が可能です。

出典:Chase
  • Hyatt
  • Marriott Bonvoy
  • IHG

中でもお得感を感じやすいのはHyattへのポイント移行です。

なぜなら無料宿泊に必要なポイント数がほかに比べて少なくて済むからです。

私がつい最近訪れたボストン中心部を例に見てみます。

エリアや価格帯が近いホテルと比較してみました。

Hyatt Centric
Faneuil Hall Boston
Marriott
Long Wharf
IHG
Hotel Indigo
Boston Garden
現金$584$587$521
必要ポイント
(1泊)
25,00066,000100,500
換算価値
1ポイントあたり
2.34セント0.89セント0.52セント
2024.5.17から1泊を想定

いずれも現金で泊まると$500オーバーですが、必要なポイント数はHyattが圧倒的に少ないことが分かります。

1ポイントあたりの換算価値に置き換えるとその差は歴然です。

Chaseのポイントをうまく使って宿泊費を浮かせたいという方はHyatt以外の選択肢はないだろうと思います。

ただし!価値にこだわりすぎると使えなくなってしまいますので程々に…。ポイントは使ってナンボです。

②マイルに換えて特典航空券

ホテルときたら2位はやはり特典航空券の発券です。URポイントを移行できる航空会社は以下の11社です。

出典:Chase
  • Aer Lingus
  • Air Canada
  • British Airways
  • Emirates
  • Air France KLM
  • Iberia
  • JetBlue
  • Singapore Airlines
  • Southwest
  • United Airlines
  • Virgin Atlantic

エアラインへのポイント移行は、タイミングによってさらにお得になります。

上記写真ではVirgin Atlanticにポイント移行すれば30%ボーナスがつきます。

ニューヨークからパリ・シャルルドゴール空港までのフライトを検索してみました。

すると、エコノミークラスなら往復42,000マイル+$259.90で特典航空券が発券できることが分かりました。

出典:Virgin AtlanticのHPより

30%ボーナスがあるタイミングでポイントを変換できれば、32,300ポイントほどで済むことになります。

現金で同じ便を予約すれば$800近くしますので現金支出を抑えたい旅行好きには有力な選択肢です。(マイルでカバーしきれない$250ほどが気に入りませんが…笑)

今回はエコノミーで検索していますが、ビジネスやファーストクラスで空きがあればよりお得感を味わうことができます。

何といっても上位クラスを現金で、となると数千~数万ドルの世界ですから…

③専用ポータルで旅行予約

Chaseには「Chase Travel」という専用ポータルがあります。検索システムはExpediaのものを使っています。

この専用ポータルでは、ホテル、レンタカー、フライトなど旅行に関連するものが予約できます。

出典:Chase Travel

「親カード」をお持ちの方はChase Travelでポイントを活用すれば、お得に使えます。

Sapphire Reserveをお持ちの方は、1ポイント=1.5セント

Sapphire PreferredかInk Preferredをお持ちの方は1ポイント=1.25セント

として利用することができるためです。

Sapphire Preferredを持つ僕が試しにスペイン・バルセロナのホテルを検索してみると…

出典:Chase travel

現金なら1泊=$847のMarriott系ホテルですが、67,728ポイントで予約可能です。きっちり1ポイント=1.25セントになっていますね。

ちなみにこのホテル、Marriottのポイントで予約しようとするとこんな感じ。

出典:Marriott

全く同じ条件ですが、1泊に必要なポイント数は10,9000ポイントです。

このホテルに泊まりたいのであれば、URポイントをMarriottに移行して予約するよりも、専用ポータルで予約した方が41,272ポイントも節約になります。

比較検討できる選択肢を知っておくと、お得な旅がしやすくなります!

④ギフトカードと交換

4つ目にご紹介するのはギフトカードと交換する方法です。

最初に断っておきますが、僕自身はこの4つ目以降に紹介する方法でURポイントを活用したことは一度もありません。

旅好きの僕からすると、上記3つに比べてお得感という意味で弱いためです。

ただし、「旅行がそんなに好きではない」「旅行の機会がそもそも少ない」という方であれば、キャッシュバック的な立ち位置で使えるかと思います。

何よりも、この方法はとっても簡単というのも大きなメリットです。

出典:Chaseポータル

ギフトカードと交換する際には、Chaseの1ポイント=1セントになります。

ですが、タイミングによっては「On Sale」の欄にあるようにお得に買えることがあります。

Neiman Marcusなら1ポイント=1.12セント、そのほかは1ポイント=1.1セントになっています。

ギフトカードと交換して使いたい方は、こうしたセールのタイミングを狙うことでよりポイントの価値を高めることに繋がります。

⑤Pay Yourself Back

次にご紹介するのは「Pay Yourself Back」です。

直近90日間にクレジットカードを使って購入したモノやサービスの支払いにURポイントを充てられる仕組みです。

基本的に1ポイント=1セントです。

キャッシュをできるだけ減らしたくない方向けの選択肢かと思いますが…よほど手持ちの現金が心もとない状況でない限り、この方法はオススメしません。

⑥Amazon&Paypalでの利用

最後にご紹介するのはAmazonかPaypalの支払いにURポイントを充てる方法です。

結論から言えば、最もお得感がないので誰にもオススメできない方法です。

出典:Chase ポータル

なぜなら、AmazonもPaypalも1ポイント=0.8セント分にしかならないためです。

基本となる1ポイント=1セントを下回る方法でわざわざ使う意味は一切ありません。

Amazonで購入したものにポイントを充てたいのであれば、クレジットカードでまずは支払って「Pay Yourself Back」を活用すれば1ポイント=1セントとして出費をカバーできます。

最もシンプルでとっつきやすい選択肢に見えますが、あえて選ぶ価値はありませんのでご注意ください。

URポイント貯めるならクレカ作成が近道

自分に合った使い方ができることで魅力的なURポイント。

効率よく貯めるために最も手っ取り早い方法はずばり、クレジットカード作成です。

中でも、作って一定の条件を満たせば大量のURポイントがもらえる【入会ボーナス】がアツいものを選ぶのがポイントです。

「親カード」にもなる!Sapphire Preferred

Sapphire Preferred

本記事でも何度も登場しているSapphire Preferredは誰にでもオススメできる1枚です。

年会費$95かかるクレカです。

ですが、年会費の割にベネフィットが多いため駐在員にも大人気の1枚です。

僕もかれこれ3年近く保持しているお気に入りクレカです。

年会費無料で大量ポイント!Inkシリーズ

Ink Unlimited

ビジネスカードでお探しなら、Chase Ink Businessのシリーズ!

Ink Preferred(年会費$95)は先述の通り、「親カード」の1枚です。

それ以外のInk UnlimitedInk Cashは「親カード」ではありませんのでパートナーへのポイント移行はできません。

ですが、年会費無料のくせに入会ボーナスは激熱です。

今だと75,000ポイントがもらえます。90,000ポイントのオファーが出ていた時期もありましたが、それでも75,000は十分多い!

ということで、Chaseの5/24ルールを気にしている方などはInk シリーズを攻めてみるのもオススメです。

Chase URポイントの基本情報【Q&A】

ここからはURポイントの使い方以外でよくある質問をまとめました。

ポイントに有効期限はありますか?
URポイントが貯められるクレジットカードを1枚でも持っていれば有効期限はありません。
Chaseのクレジットカードをすべて解約するとポイントはなくなりますか?
はい、すべてのポイントが失効しますのでご注意ください。
解約を検討中の方は、必ずパートナーの航空会社やホテルにポイントを移行してからするようにしてください。ポイント維持のためなら年会費無料のFreedomシリーズがおすすめです。
Chaseから発行されたクレジットカードならどれでもURポイントは貯まりますか?
いいえ、Chaseの中でも限られたクレカでしかURポイントは貯まりません。
FreedomシリーズSapphireシリーズInkシリーズのみです。
そのほかは提携のホテルや航空会社のポイント/マイルが貯まります。
パートナーにポイント移行できません。どうすればよいですか?
ポイント移行するには下記3枚のクレジットカードのうち、いずれか1枚が必要です。
候補① Sapphire Preferred($95)
候補② Sapphire Reserve($550)
候補③ Ink Business Preferred($95)
1ポイントの価値はいくらになりますか?
本記事で解説したとおり、使い方によって大きく異なります。
とはいえ、価値ばかりにこだわるよりもご自身のニーズに合った使い方をされるのが一番満足度が高いと思います。
効率よくURポイントを貯める方法を教えてください。
URポイントが貯まるクレジットカードを選んで作成することです。こちらで解説しています
複数のクレジットカードで貯まっているURポイントを統合することはできますか?
できます!
親カードにURポイントを統合することで、一気にポイントを移行することができます。
① Rewardのページから【Combine Points】をクリック
② ポイントの移行元と移行先のアカウント(クレカ)を選択
③ 移行したいポイント数を入力
たったこれだけ。ポイントの統合は即行されます。
他人のアカウントとURポイントを共有することはできますか?
同じ住所の1人とであれば、ポイントの共有は可能です。
配偶者と…というケースが多いだろうと思います。
ただし、共有するわけですから相手もURポイントが貯められるクレジットカードを持っていることが条件です。
ポイントの統合、家族との共有に回数制限はありますか?
自分のアカウント内でポイントを統合することは何度でもできます。
同一住所の人との共有についても回数制限は明示されていません。
ただ、頻繁だと不正行為を疑われる可能性がありますので注意が必要です。

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